女児アニメのオタクの僕がプリティーリズムを推す5の理由

みなさんはプリティーリズムというアニメをご存知でしょうか？
以下、wikipediaより引用です。

『プリティーリズム』（Pretty Rhythm）は、タカラトミーとシンソフィアが共同開発した日本のアーケードゲーム[1]。また、ゲームを基にしたメディアミックス作品群。

とまあ、言っちゃえば女児向けアーケードゲームの販促アニメです。
シリーズは
プリティーリズム・オーロラドリーム（以下AD）
プリティーリズム・ディアマイフューチャー（以下DMF）
プリティーリズム・レインボーライブ（以下RL）
の3作品から成ります。後継作品として、プリパラが放送中です。

DMFはADの3年後の世界となっており、物語としてはADの続編となっています。
RLは登場人物や世界観を一新した作品となっております。

どのシリーズでも、プリズムショーという競技を通してストーリーが展開されていきます。以下、wikipediaからの抜粋です。

プリズムショー
「ダンススケート」「おしゃれコーデ」「歌」の三要素を組み合わせた新形態の競技。男子・女子それぞれの種目が存在する。プリティートップ社長・阿世知今日子は第7話で「競技人口は全世界に100万人以上」と述べており、少なくともあいら達が生まれるより以前からプロの業界が存在している（ディアマイフューチャーの第27話によると、少なくとも50年前には既に存在していたという）。発祥の経緯などについては作中では明らかにされていない。

プリズムショーについては後述の動画を見て頂いた方がわかりやすいと思います。
このプリズムショーの中で、「プリズムジャンプ」、「プリズムアクト」、「プリズムライブ」といった必殺技（？）のようなものが出てくるのですが、これらにはキャラクターの心が反映されます。なので、問題が起こる→解決→心の飛躍→プリズムジャンプといったサイクルで物語は展開されます。

それでは僕がプリティーリズムを推す10の理由を書いていきます。

1.ストーリーがシリアス

たかが女児アニメと侮ることなかれ。どのシリーズも非常にストーリーがシリアスで、考えさせられます。また、だからこそ大人の心も動くのです。

例として、RL24話「ひとりぼっちの女王」を挙げます。
プリリズRLの新要素としてプリズムライブが登場します。プリズムライブもプリズムショーの加点対象としてルールが改正されるのですが、それまで次期プリズムクイーンと言われていた蓮城寺べるちゃんはプリズムライブが出来ません。周りのキャラはプリズムライブを成功させていき焦るべるちゃん。そんな中、べるちゃんはべるちゃんママに言われてお偉いさんの前でプリズムショーをやることになりました。もちろんプリズムライブも出来るという前提で。

このプレッシャーである。

そして迎えた当日。当日になってもプリズムライブができないべるちゃんは……

本番も失敗した上にお母さんからはプリズムショーを辞めるように言われてしまいます。
これは女児アニメじゃなかなか出来ない展開です。もちろんこの次の回でべるちゃんは困難を乗り越えてプリズムライブが出来るようになります。

この他にも片親だったり毒親だったりホモだったり、思った以上にシリアスな展開がどのシリーズでも組み込まれています。4クールかけてじっくりと1つ1つの問題の答えを描写していくので毎回見応えがあるアニメです。

2.キャラクターがかわいい

これはアニメを見る時に気にする人が多いかと思いますが、プリティーリズムに出てくるキャラはもちろんみんなかわいいです。

かわいいんじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜

まあお気に入りのキャラは人それぞれだと思います。
さて、プリティーリズムのキャラクターの良いところは全員が愛されるという点にあると思っています。
4クールかけて人物を深く描写していくので、各キャラのバックグラウンドと現状の描写が十分にあった上で物語は展開されて各キャラの精神的成長へとつながります。
バックグラウンド→現状→成長　の流れが論理的に描かれているので視聴者は納得しやすく、感情移入しやすいと感じています。これは実際にシリーズ1作品でも見て頂ければわかると思います。
また、メインの人物だけでなく、その家族や周りの人物も成長していくという点が子供向けアニメとして非常に良いなと思います。

3.CGパートのクオリティが高い