会社を辞めたいと思ったこと
結構たくさんあった。
最初に思ったのは2年目の時で、当時一緒に仕事をしていた先輩が鬱になって会社に来なくなった時だ。
いきなり2人分の仕事をやらないといけなくなって、かなりきつかったと思う。
会社の飲み会はキャンセル料だけ払って周りが酒飲んでる間も残業して仕事をしていたのを覚えてる。(会社の飲み会絶対に行きたくない人にはオススメ)
「今日働いたらイカれるな」と思ってサボったことも何回かある。
あと、システムの運用保守を2人→1人でやることになったので深夜の呼び出しが続いて1日3回出社や1日40時間勤務などの記録を叩き出すことができた。
次に会社を辞めたいと思ったのは3年目の時で、パワハラモンスター上司とパーティを組んだ時だ。
ちょっとミスるとすぐ死ねとか殺すとか言ってくる。
1回「死ね」って言われた時に間違えて「はい」って返事しちゃって「死なねえだろうがよ」って怒られた。
台パンされたのもポケモンのオフ会以来だった。
LoLの暴言も会社に比べるとマシだなって思った。
この時期はLoLのKDAで言うと毎日0/10/0みたいな感じだった。
ちなみに最初はきつかったパワハラも途中から慣れてどうでもよくなった。1人鬱で来なくなった上司がいて、その仕事をやらないといけなくなったことで罵詈雑言を気にする余裕もなくなった。
4年目はパワハラモンスターは異動になって比較的穏やかだった気がする。
ただ、仕事に飽きてしまったことと、長時間労働が常態化していたことで、会社を辞めたいという気持ちは持ち続けていた。
転職活動はしてみたけど、給料があり得ないくらい下がる現実を突きつけられて途中で辞めた。どうしてもやりたい仕事があったわけでもなかったし。
なりたい自分をテーマにしたアニメや漫画が好きだったのに、なりたい自分を見つけられないアラサーになってしまった。
5年目になると一周まわって自分はこの会社に居続けるんだろうなと思えてきた。
鬱で人が来なくなったりとか規模縮小とかで、かつて社員10人くらいいたプロジェクトは自分1人になっちゃったけどなんとかなってるし、メンタルもギリギリだけどなんとかなってるし。
ただ社内での異動はしておきたいと思った。後任がいないからできないけど。
ここまで働いてきて鬱で来なくなる人が結構多いのは意外だった。毎年2人くらいは社内の知り合いが鬱で来なくなってる。
社会人は責任感が強くて死ぬまで働くみたいなイメージを勝手に持っていたので、いい意味でイメージと違った。逃げる事は大事だと思う。
一方でギリギリのところで踏ん張って働いている人の摩耗によって業務が成り立っているとは思うので、そういう人へのケアを組織としてやるべきではと思う。(僕の給料を増やすとか)